AMS.proとは

AMS.Pro(アムス ドット プロ)は、医療に携わる方のための実践的スポーツ医学の専門マルチメディアステーションです。
 
AMS.Pro は「Athlete」と「Medical」と「Societas」の3つの頭文字から成り立っており、さらにプロフェッショナルを意味するgTLD(一般トップレベルドメイン)とされている「.Pro」を最後につけました。
 
本サイトでは、ケガに苦しむアスリートへの予防~治療~復帰に向けて、スポーツ医学に携わるすべての医療従事者が力を合わせ、プロフェッショナルとして、知識、技術を高め合うために、サイトの利点を生かして、動画やオンラインセミナーなども活用しながら情報交換を行っていきたいと考えております。
是非、スポーツ医学における情報のプラットフォームとして、多くの方々にご活用いただきたいと思っております。
 
また、1989年に『Sportsmedicine Quarterly』を創刊し、さらに2001年より『月刊スポーツメディスン』として月刊誌の編集長として31年あまりを「スポーツ医学」とともに歩んできた、故 清家輝文編集長(2019年12月没)は、闘病を続けるなかで、終末期を迎え、これからの医療や仕事についての思いを言葉にしていました。
 
「終末期の患者にとって、医師から告げられる些細なひと言でさえ、生きる希望にもなるし、逆に簡単に患者を殺すこともできる。

検査データを読み上げられただけのコメントよりも、ほんの少しでもからだに触ってもらい、手の温もりを感じることだけで、見放されていない、ちゃんと向き合ってくれているんだという安心感が本当にうれしく、不思議と痛みも緩和され、生きる意力が沸いてくる。

医療従事者が多忙な日々の中、最善を尽くしておられることはわかるし、AIなどの科学技術の進歩によって、これからはもっと効率的な医療が進んでいくことになると思う。それは、仕方がないことでもあるし、大事なことでもあるし、時代の流れでもあるだろう。

今、自分の命の期限を告げられたなかで、願うことは、ただただ、目の前には血の通った患者がいるんだということ。命がいつも目の前にあるということをいつも忘れずにいてほしいんだ。

まだまだ生きて、これから先人の先生方の貴重な技術や知識を後世に伝えて、そして人を「みる」ということの大切さを、これからの若い先生方にも伝え続けていかなければいけないと思っている。だからオレはまだここで死ぬわけにはいかないんだよ。」
 
この言葉はAMS.Proの根底に流れている思いです。
これからも「人」と「人」とのつながりを大事にしながら、みなさまとともに、AMS.Proを運営していきたいと思っております。
 
今後ともよろしくお願いいたします。
 

編集工房ソシエタス
田口久美子
2020年5月吉日

 
 
 

  

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